新たに2種類加わった合成モード
合成機能に、一枚の画像では実現できなかった高解像な画像を表現できる「超解像」合成※と、新たな多重露光合成として合成によるずれやノイズの軽減を実現する「多重露光(動体)」を追加しました。特徴点検出技術と画像一致点検出技術(特許第4689758)を活用することにより、手持ち撮影時の位置ずれも正確に位置を合わせて合成が可能です。他の6種類の合成モードについてはこちらをご覧ください。
※ 長辺9000pixel未満の画像に対応しています。
超解像
多重露光(動体)
細かな色域で色変換
細かな色変換が可能な「ファインカラーコントローラ(詳細)」が加わり、色相や彩度をより細かく指定する調整が可能になりました。青空を茜色の空に変えるなど、選択した色を全く違う色に大きく変えるような調整もおこなえます。
ブラシを使った直感的な不要物除去
「修整ブラシ」で画像に写り込んでしまった不要物をブラシでなぞって除去することができるようになりました。2種類のモードがあり、コピーする元画像をそのまま反映させる「コピー」と、不要物の周りの色になじむように反映させる「修整」を、用途や被写体によって使い分けることが可能です。
部分補正ツールに加わった「明瞭度」「シャープ」
画像全体にしか適用できなかった明瞭度とシャープを、部分補正ツールで指定した部分にのみ適用させることが可能です。例えば、人物の肌だけを柔らかく滑らかにしたり、目やまつ毛だけをシャープに仕上げたりすることができます。
写真に透明感を演出する「白レベル」
画像の明るい部分の最大値をスライダーで簡単に調整することが可能です。暗くなってしまっているハイライト部分を明るくすることで、写真をクリアな印象にすることができます。従来搭載している「黒レベル」とあわせて、より細かくコントラストを調整できます。
部分的な光源に適したAWBの適用が
可能な「Auto領域指定ツール」
通常、AWB(オートホワイトバランス)は画像全体の光源を平均的に見て調整する機能です。しかし、この「Auto領域指定ツール」なら、画像内に複数の光源が写り込んでいても自分で適用させたい光源を選択し、指定した部分の光源をもとにAWBを適用することができます。
メディアからの取り込み・振り分け機能
SDカードなどのメディアから画像の取り込みができます。取り込み時にフォルダの振り分けやリネームが可能なため、撮影日時や撮影情報等の条件からフォルダの振り分けやファイル名の一括変換もおこなえます。
フィルタによるサムネイルの絞り込み機能
5つ星のレーティングやカラーマークによる検索はもちろん、撮影日時や使用したカメラやレンズの焦点距離、絞り値(Av)、シャッター速度(Tv)、ISO感度、拡張子などの画像情報を元に検索することも可能です。また、画像にキーワードを設定しておけば、キーワードによる検索もおこなえますので、オリジナルワードで目的の写真を探し出すこともできます。
- 作例画像は全てJPEGデータを使用しております。
- このページに記載されております新機能はSILKYPIX JPEG Photographyシリーズの最新機能となります。
- プロフェッショナル版RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro11」にはSILKYPIX JPEG Photography 11の全ての機能が搭載されています。JPEG/TIFFも調整が可能です。