シャープ
鮮明な写真に仕上げる
手ぶれや被写体ぶれの影響や、ぶれていなくても遠景撮影時には大気中の水蒸気の影響などで写真の鮮明さが失われる場合があります。その場合はシャープを調整して鮮明に仕上げてください。
シャープ調整の前に
シャープ調整の前に、まずはピント面をダブルクリックして100%表示にしてください。プレビュー画面上で縮小が行われていると正確なシャープ調整を行うことができません。
シャープの副作用を知る
シャープは良いことばかりでなく、強く適用すると副作用が出る場合があります。
シャープの副作用とは輪郭が縁取られる、ノイズが増えるなどがあり、まずはそれを確認しましょう。
そのためにはシャープの輪郭強調を強く適用してみます。
葉っぱの周りが黒く縁取られ、背景にはノイズが乗っています。これがシャープが強すぎることによる副作用です。
シャープを調整する
次にこの2つ(縁取りとノイズ)が気にならなくなる所まで徐々に輪郭強調を弱めていきます。
これがこの写真に対するシャープの副作用が気にならない上限として輪郭強調35以下でお好きなシャープを設定してください。また35を超える場合でも副作用のリスクを認識していれば、安心感もあります。