効率的な操作画面とカラーマネージメント対応
写真の比較に便利な2画面表示(マルチプレビュー)
分割された2画面を比較しながら編集作業を行う事ができるマルチプレビュー機能を搭載。いくつかのモードがあり、
- 同じ画像の調整前/調整後を見比べながら編集作業を行う事ができます。
- 異なる写真を並べて表示し、見比べながら写真のセレクトを行う事ができます。
使用する環境に合わせた画面のカスタマイズ
SILKYPIX Developer Studio 7の操作画面は、ノートPCから4Kディスプレイまであらゆる環境を想定し、コントロールの位置や大きさなどを変更できるように設計されています。
大きなスキン
4Kなど高解像度な液晶モニターを使用した際に、通常の大きさでは、文字やアイコンが画面上で小さく表示されてしまう場合があります。その際に大きなアイコンや文字へ切り替えてお使いいただくことができます。
サムネイルの位置や大きさの変更
写真の内容や画面の大きさに合わせサムネイル(縮小表示)の位置や大きさを変える事でワークスペースを効率よく使う事ができます。
サムネイルの拡大縮小スライダー
従来は表示設定ダイアログで行っていたサムネイルの拡大縮小をスライダーで行うことができ作業中でも画面や絵柄に合わせたサムネイルの大きさが変更しやすくなりました。
モニターとプリントのカラーマネージメント対応
調整結果を正しく液晶画面やプリントで出力するためには、カラーマネージメントシステムに対応している必要があります。SILKYPIX Developer Studio 7はモニターとプリンターのICCプロファイルを指定しカラーマネージメントを行うことができます。
調整のための補助ツール
SILKYPIX Developer Studio 7にはナビゲーションやヒストグラム、グリッド表示、ハイライト/シャドー警告など調整の際に役に立つ補助ツールが搭載されています。
1クリックで初期状態に切り替えるボタン
プレビュー表示時にボタンを押している間だけ、編集前の初期状態を表示する機能を搭載しました。ボタンを離すと編集後に戻るので、編集前後を見比べるのに便利な機能です。
適用されているパラメータが分かる様なボタン表示
カテゴリー毎に、パラメーターが変更されていた場合にアイコンの色が変わるようになり、識別できるようになりました。
印刷機能の改良
印刷ダイアログを改良し、新機能を追加しました。
通常印刷時の余白の色設定
写真の印刷領域の外側(余白)の色を任意で変更する事ができます。
通常印刷時の写真の枠設定
写真の外側に罫線を追加することができます。色や太さは任意で変更する事ができます。
印刷プレビュー時アンシャープマスク
印刷プレビュー画面で、印刷時アンシャープマスクの効果が確認できるようになりました。
印刷領域の設定改良
用紙に写真をプリントする大きさを印刷プレビュー上で拡大/縮小することができます。
コンタクトシートのカスタマイズ
コンタクトシートに付与する情報を選択できるようになりました。選択可能な情報は 焦点距離/F値/シャッタースピード/ISO感度/レンズ情報/カメラのモデル名/年月日/時分秒/ファイル名/コメント/タイトル となります。
編集履歴
RAWデータを編集した履歴をキャッシュし、指定した履歴まで戻ることが可能です。履歴は一覧で表示されるので、どのような作業を行ったのか、確認することもできます。
レーティング
指定した写真にレート(星マークによる点数)を付けることができます。
デジタルカメラとの連動も可能
スタジオやロケなどでは撮影時にOKカットの目印として、カメラ側でレーティングを付ける場合もあるでしょう。カメラで設定したレーティングはSILKYPIX Developer Studio 7でも読み込むことができ、指定したレートを絞り込んで表示することができます。これは写真セレクト時の写真のセレクト作業時に便利なだけではなく、現像して書き出されたJPEGやTIFFにも付与されます。そのため、OSや他レタッチソフトなどで画像を開いた際にレーティングによる連携が可能となります。
高速な処理と600種類以上の対応カメラ
64bit OSにも対応した高速な画像処理エンジンで快適なRAW現像を
64bitOSにネイティブ対応し、さらにAVX2やマルチコアCPUなどハードウェアに最適化しパソコンの性能を最大限活用します。そのため、画質を損なう事無く、高いパフォーマンスを実現しています。
また、調整している際のコントロールの応答性や調整結果を反映するプレビュー画面の描画など高速でストレスの無い現像処理が可能です。
600種類以上のカメラのRAWデータに対応した汎用RAW現像ソフト
600種類以上のカメラに対応しているため、例えばメーカーの異なるカメラを使用していた場合でも、複数のソフトウェアの操作を覚えることなくSILKYPIX Developer Studio 7だけでRAW現像することができます。
また、色再現についても異なるメーカー間で近い再現となるので、組写真を作る際にもコマ間の色のバラつきを抑えることができます。
写真教室などでも
異なるメーカーのRAWデータもSILKYPIX Developer Studio 7を使用し、同じ手順でRAW現像できるため、写真教室や撮影会の講評などではカメラメーカーを問わず使い方などの情報を共有することができます。