新たな表現を可能にする6種類の合成モードを搭載

6種類の合成モードにより1枚の写真からは表現できない世界観を創り出すことを可能にし、高感度撮影した画像を合成することでノイズも驚くほど軽減できます。さらに画像一致点検出技術により手持ち撮影時の位置ずれも正確に位置を合わせて合成が可能です。合成機能の6種類のモードについては『使いこなし術』でもご紹介しております。

多重露光(夜景)合成
多重露光(夜景)合成 before
多重露光(夜景)合成 after

クリエイティブでアートな「テイスト」を新たに56種類追加(全66種類収録)

SILKYPIX Developer Studioシリーズには、写真の仕上がりイメージに合わせて選択するだけで瞬時に調整結果が得られる人気の「テイスト」機能があります。「SILKYPIX JPEG Photography 10」では、新たに創作意欲を刺激する56種類のテイストが加わり、様々な表現が可能となりました。

元画像 Before
テイストを切り替える
テイスト:ノスタルジックトイカメラ ノスタルジックトイカメラ テイスト:赤外線写真 赤外線写真 テイスト:スウィートライト(ブルー) スウィートライト(ブルー) テイスト:デジタルクロスプロセス(Y) デジタルクロスプロセス(Y)

テイストの適用例

新規テイスト一覧

  • モノクローム印画紙(4種類)
  • ハードモノクローム(3種類)
  • 赤外写真
  • 鶏卵紙
  • 日本の伝統色(5種類)
  • ダブルトーン(2種類)
  • モノクロ(4種類)
  • 銀残し
  • デジタルクロスプロセス(4種類)
  • シネフィルム(4種類)
  • スィートライト(2種類)
  • 退色(6種類)
  • クリアなホワイト
  • ハイキー
  • ローキー
  • ポスタリゼーション(2種類)
  • 風景2020
  • ポートレート2020
  • 夕景
  • ポートレートエフェクト(3種類)
  • 周辺ぼかし(3種類)
  • 周辺減光(3種類)
  • ソフト
  • ディティール強調

「部分補正ツール」に被写体を
印象的に仕上げる「ぼかし」追加

指定した領域にのみ部分的に明るさや彩度を変えることを可能とする部分補正ツールに、新たにぼかし機能が搭載されました。背景のぼけをコントロールして被写体を印象づけることができます。ボケ味は、部分補正で選択した領域に対して、スライダーで簡単に調整可能です。

部分補正「ぼかし」補正前
部分補正「ぼかし」補正後

直感的な操作が可能な
「パース歪み補正ツール」

回転・デジタルシフトにパース歪み補正が加わりました。広角レンズで建造物などの写真を撮影した際に発生するパース歪みを垂直/水平補正ツールを使い、プレビュー上で直感的に補正できます。

機能拡張した「周辺ぼかし・シャープ」

周辺ぼかし・シャープの種類に線形が加わりました。線形のぼかし効果を使い、遠近感を調整することで、簡単にジオラマやミニチュア写真風の写真に仕上げることもできます。

フィルムのアーカイブに便利な
「ネガフィルム反転ツール」を搭載

過去に撮影した大切な写真のネガ画像(陰画)を簡単にポジ画像(陽画)へ変換できるネガフィルム反転ツールを搭載しました。ネガフィルム反転ツールでフィルムの未露光部分をクリック指定するとポジ画像へ一発で変換できます。変換後は露出補正やホワイトバランスなども他の画像と同様に扱うことができます。

  1. トーンカーブを使い同様な効果を得られますが、露出補正やホワイトバランスなどの調整効果は反転してしまいます。

新次元ノイズリダクション「ファインディティール」モードを搭載

定評のあるSILKYPIXノイズリダクションに、新たにファインディティールモードが追加となりました。一般的にノイズリダクションは強く適用するとシャープ感が損なわれてしまいますが、ファインディティールモードでは、これまで以上に複雑で広範囲の画素エリアを鑑みた演算処理をおこなうことで、細部の描写やシャープ感を維持しながら強力なノイズ除去を実現しています。
従来のノイズリダクション効果と同等の標準モードも搭載していますので、ノイズがあまり気にならない写真や、処理時間を優先される場合など状況に合わせて使い分けることができます。

作業効率アップ!セクション切替えを採用

メインウィンドウの表示が、写真選択の「セレクト」セクション、画像の補正や調整をおこなう「調整」セクション、印刷結果を確認しながら印刷設定をおこなう「印刷」セクションの3セクションに切替えができるようになりました。作業に応じた最適な表示でワークフローの効率アップを実現しています。新設されたセレクトセクションでは、スムーズな写真の表示及び切替えが可能となり、撮影した大量の画像からお気に入りの写真や調整が必要な写真を快適に選択することができます。ユーザーマークの付与やレーティングも容易におこなえます。
また、印刷セクションでは、これまでよりも大きな表示エリアで写真の仕上がりイメージを確認しながら、印刷設定がおこなえるようになりました。