SILKYPIX Taste Collection 第二弾は『ソフト』テイストです！
柔らかな質感で明るい写真へ仕上げることのできるテイストとなっております。
テイストとは、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio シリーズ」の調整値を組み合わせたプリセットです。メニューから選択することで、デジタルカメラに搭載されている「シーンモード」のように、テーマに合わせた写真の仕上がりへ変換することができます。また、テイストを適用後の調整も可能です。
SILKYPIXオリジナルテイスト『ソフト』
『ソフト』とは
高画素なデジタルカメラではディティールまで鮮明に撮影できます。しかし、人物を撮影する場合には細部まで写りすぎて硬い表現となってしまう場合があります。
ソフトテイストでは、特に人物撮影の場合で肌の質感などを緩和しながら、明るく仕上げることができます。
『ソフト』の特長
解像度はできる限り維持しつつ、コントラストの弱い部分の細部描写の質感を柔らかく再現することができます。また、明るく鮮やかな仕上がりになるので、ソフトフォーカスとは異なり、ピントの芯はしっかりしつつ全体的にソフトな仕上がりとなります。
作例1
パラメーター解説
「ソフト」のテイスト作成で使用した機能を解説いたします。
①覆い焼き・焼きこみ
「覆い焼き・焼きこみ」を弱く適用し、暗部を少し明るく、ハイライトの再現性を向上させます。隠し味程度に使うことで、軟調にならずに写真全体の階調性が良くなります。
②コントラスト／コントラスト中心
肌の色が明るめに再現されるようにコントラストを少し高め、コントラスト中心を少し下げます。コントラスト中心は明暗の比率を決めるもので、コントラストを高く設定した場合にコントラスト中心を下げると明るく補正される比率が増えます。
③明瞭度(マイナス補正)
明瞭度をマイナス側に調整し、ディティールを弱めることで肌の質感などを緩和させます。また、ノイズの影響による色のくすみも同時に緩和されます。
④トーンカーブ
Lトーンカーブ／RGBトーンカーブでそれぞれ中間調から上の明るさを明るめに設定します。その際、シャドー部分が明るくなり過ぎないようにシャドー部に制御点を追加してあります。
⑤彩度
写真全体を少し鮮やかにします。彩度を少し上げることで明るいイメージになります。
以上の機能を使用し『ソフト』テイストが作成されました。
作例2
作例3
テイストをダウンロード後に微調整も可能ですので皆さんの写真でお試しください！
『ソフト』テイストのダウンロードはこちら
テイストの使い方はこちらをご覧ください
https://silkypix.isl.co.jp/how-to/taste/how-to-use-taste/
SILKYPIX Developer Studio Pro8 を使ったことが無い方もぜひお試しください。
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